紀三井寺の御朱印と仏像と見どころ

 御朱印

紀三井寺でいただいた御朱印は2種類でした。
1つは石段を登り切ったところにある本堂でいただけるもの(本堂向かって左側にて拝受)と、もう一つは石段の途中にある大師堂でいただける『身代り大師』です。
本堂への石段の途中のお堂で他にもいただけるかもしれません。
御朱印料(値段)はそれぞれ300円です。

紀三井寺の御朱印1 草創西国三十三所1300年記念印入り
紀三井寺の御朱印2 『身代り大師』

 

救世観音宗総本山
紀三井寺
金剛法寺

西国三十三所第二番札所

 

【お寺の見どころの紹介】

本堂(県指定重要文化財)
内陣特別公開

西国三十三所草創1300年の特別拝観で本堂内陣が特別公開(200円)されていました。
内陣に入れる時間は決められています。本堂向かって右側の入り口に特別公開の看板が大きく出ているのでその看板に記された時間からした拝観できません。拝観の時間はその特別公開される時期によって違うようですが、10:00~、13:30~と何部かにわかれています。そして、時間がくると山内放送で『只今より本堂内陣特別公開の拝観受付を~』とアナウンスがあります。大変親切で助かります。

内陣
ご本尊の十一面観世音菩薩(重文)千手観音菩薩(重文)は秘仏のため拝観できません。(HPには大光明殿内安置とあります)50年に一度御開帳されます。次回は2020年(紀三井寺の開創1250年)の予定だそうです。
内陣には仏像好きにはたまらない仏様がたくさんおわします。
薬師如来・阿弥陀如来・千手観音などなどです。とても近くで拝観できます。内陣特別公開でない場合はきっと真っ暗でなにも見えないことと思います。
本堂内陣特別公開は不定期のようです。

紀三井寺 本堂

 

本堂の正面にある大香炉に注目です。一般的な大香炉は猫足かと思いますがこちらのお寺の大香炉のを支えているのは鬼?邪鬼?です!!3人でとっても重そうに支えてくれています。か・・・かわいい。こんなみどころもありますので、参拝される方はぜひ注目してみてください。

紀三井寺 本堂の大香炉を支える鬼
こんなかわいい獅子もいるので見つけてみてください

 

大雅洞

本堂向かって左側の御朱印受付などがある窓口で拝観券を購入し、すぐ脇にある古びた木の扉を開け階段を下ります。
本堂の地下にあたる場所に西国三十三所の仏様がずらりと並び、ここをお参りすることで西国三十三所をお参りしました的なことになるありがたい場所です。
お寺の地下にはたまにあるアトラクションですね。
紀三井寺の地下ではなにやらしゃもじのようなものがとってもたくさん奉納されていました。はっきり言ってとても怖い空間です。多くの方の願いがたくさん集まっています。
ここにいても本堂内陣拝観の山内放送は聞こえました。

紀三井寺 本堂地下 大雅洞

 

新仏殿

木造の立像では日本最大の千手・十一面観音多宝塔(国指定重要文化財)像様が安置されています。比較的新しいものでとってもピッカピカです。2Fのデッキに出られるようになっていて、お寺や町を一望できます。

紀三井寺 新仏殿

 

清浄水

紀三井寺の名の起こりである三井水の一つ「清浄水」の湧水です。階段に夢中になってスルーしてしまいそうですが、大切な場所です。他に吉祥水と楊柳水があるんだそうです。

紀三井寺 清上水

 

楼門そして231段の階段

国の重文にしていされている楼門をくぐると231段の石段が続いています。石段の途中には、清浄水や大師堂・六角堂など途中にお参りする場所があるので楽しく登っていけます。
さらにこちらの石段は、そのパートごとに厄年の段数になっています。登りきると厄除けできるといったところでしょうか。

紀三井寺 楼門
紀三井寺の石段
紀三井寺の石段 女厄除坂

 

紀三井寺には日本気象協会が発表するソメイヨシノ開花予想の基準となる標木があります。
本堂の正面ややひだりにそのソメイヨシノはあります。私が紀三井寺を訪れた日は、ちょうど開花宣言は今日か?今日か?とやっていた日でしたので、気象協会の方とTVカメラが来ていて開花の判定をしていました。結果は開花せず・・・。

 

紀三井寺はお寺の広さでいうと広すぎず狭すぎずといったところですが、見どころスポットがたくさんあるので参拝時間は1~2時間は必要です。予約なしでも写経ができるそうです。

 

紀三井寺の駐車場は楼門付近のコインパーキングか、踏切のところのお土産屋さんの駐車場に停めます。お土産屋さんの駐車場にはパイプ椅子に座ったおじさんがいるので、その方に料金を支払います。

救世観音宗総本山 紀三井寺
紀三井山 金剛法寺
和歌山市紀三井寺1201
拝観時間8:00~16:30

【今回の旅のルート】

『青岸渡寺』『熊野那智大社』⇒勝浦泊⇒『紀三井寺』⇒『粉河寺』のコースです。(マイカーで廻っています)

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2017年6月7日 by gogogosyuinnagither

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