極楽寺の御朱印と仏像と見どころ

 

もくじ
  1. 御朱印
  2. 極楽寺の歴史
  3. 本堂の仏像と公開日
  4. 転法輪殿(宝物館)の仏像と公開日
  5. あじさい
  6. アクセスについて
*もくじをタップするとジャンプします。

御朱印

鎌倉にある極楽寺でいただいた御朱印は「本尊釈迦如来」です。

極楽寺はいくつかの霊場の札所となっているので、全部で9種類程の御朱印がいただけるようです。
御朱印料(値段)は1つ300円です。

極楽寺では御朱印帳を持参しないと御朱印をいただけません。
一般的なお寺ですと、御朱印帳がない場合半紙に書かれた御朱印をいただくことができますが、極楽寺ではそのような対応はしていないようです。

鎌倉地蔵霊場の御朱印にはお地蔵様のイラストの朱印がかわいいです。(いただいていませんが。。。)

①『本尊釈迦如来』
②『本尊釈迦如来』 相模霊場第十四番札所
③『本尊釈迦如』 東国花の寺百ヶ寺 鎌倉一番札所
④『如意輪観音』 鎌倉三十三観音霊場第二十二番札所
⑤『導地蔵尊』 鎌倉二十四地蔵尊霊場第二十番札所
⑥『月影地蔵尊』 鎌倉二十四地蔵尊霊場第二十一番札所
⑦『大日如来』 古都鎌倉十三仏霊場第十二番札所
⑧『弘法大師』 弘法大師相模二十一ヶ所霊場第十四番
⑨『霊山殿』 弘法大師相模二十一ヶ所霊場第十四番

鎌倉極楽寺の御朱印

極楽寺の歴史

極楽寺はたくさんの仏像が拝観できるお寺ですが、
仏像を安置している宝物館は限られた期間しか公開されませんので、仏像を拝観したい方は公開日をしっかり確認していかれることをお勧めします。

江ノ電『極楽寺』駅の近くにある極楽寺、正式なお寺の名称を「霊鷲山感応院極楽律寺」(りょうじゅさんかんのういんごくらくりつじ)と称します。
鎌倉で唯一の真言律宗のお寺です。

最盛期には七堂伽藍を備え、子院(塔頭のこと・お寺の中にある寺や院)49ヶ所を有する大寺院だったと伝わります。

極楽寺は、深沢(現在の鎌倉市西部)にあったお寺(開山は正永和尚)を、1259年(鎌倉時代中期)に北条重時によって現在の地に移されたことにはじまります。

現在極楽寺のある場所は、鎌倉時代中頃の当時は「地獄谷」と呼ばれており、死骸が遺棄されたり、行き場を失った者たちが集まったりする「地獄」ともいうべき場所になっていたと伝わります。

この世の地獄と化していた場所に『極楽寺』を建てたのですね。
死者を弔う為と予想はできますが、詳しい事はわからないのだそうです。

極楽寺が現在の地に移って7年後、1267年に忍性(実質的な開祖)という僧が入山し、真言律宗のお寺として発展していきました。
施薬院・療病院・薬湯寮など病院のような役割をする施設などがあり、貧しい人を救済することにも取り組んでいたそうです。
この頃が最も発展した時期で、49ヶ所の子院を有する大伽藍だったと伝わっています。

その後、大伽藍は度重なる火災により焼失、復興を繰り返しますが(お寺の歴史あるあるですね)、江戸時代初期にはすっかり荒廃してしまっていたそうです。

関東大震災でも、本堂が壊滅するなど大きな大きな被害に遭い、
現在の建物は、明治時代の初めに建てられた山門以外はすべて近代に建てられたものなのだそうです。

 

鎌倉 極楽寺 山門

 

本堂の仏像と公開日

極楽寺の本堂の公開日は
毎年4月7日8日9日の3日間のみです。
通常は非公開です。

山門をくぐってまっすぐ進むと正面に本堂があります。

本堂内には、
須弥壇中央に『不動明王坐像』
向かって右に『薬師如来坐像』
向かって左に『文殊菩薩坐像』
が安置されています。
その他に、
堂内向かって右奥に『忍性像』(極楽寺を発展させた僧)
向かって左奥に『興正菩薩(叡尊・真言律宗の僧)像』
が安置されています。

転法輪殿(宝物館)の仏像と公開日

極楽寺宝物館の公開時期は毎年春季と秋季の2期
4月25日~5月25日
10月25日~11月25日
上記の期間中の火・木・土・日曜のみ。
■拝観料 300円
■拝観時間 10:00~16:00
※雨天休館

本尊の釈迦如来像の御開帳は毎年4月7日~9日の3日間。

転法輪殿(宝物館)は本堂向かって右手にあります。

宝物館では、たくさんの仏像が拝観できるようです。
また、館内は明るく、仏像の近くに寄って拝観ができるようです。

宝物館に安置されている仏像

釈迦如来坐像
像高約90cm、ヒノキの寄木造(よせぎづくり)
珍しく説法印(胸の前で両手を輪っかOKサインみたいの)をしている釈迦像です。
不動明王坐像
像高約90cm、ヒノキの一木造(いちぼくづくり)
『本尊 釈迦如来立像御開帳は毎年4月7日~9日の3日間
文殊菩薩坐像
十大弟子像
中央のご本尊『釈迦如来立像』のお厨子の左右に5躯ずつ配置されています。

あじさい

極楽寺は「あじさい寺」とも呼ばれ、あじさいが美しいお寺です。
あじさいの数としては鎌倉長谷寺よりは少ないようなのですが、満開の季節には、茅葺屋根の山門とあじさいの美しい調和がみられます。

極楽寺のあじさいの見ごろは6月中旬頃~下旬のようです。

 

アクセスについて

極楽寺の境内は撮影禁止です。

【公共交通機関でのアクセ】
江ノ電「極楽寺駅」下車、徒歩2分

【駐車場】
駐車場はありません。
江ノ電長谷駅周辺の有料駐車場をご利用下さい。

霊鷲山 極楽寺
鎌倉市極楽寺3-6-7
霊場
相模霊場 第十四番札所
鎌倉三十三観音霊場 第二十二番札所
鎌倉二十四地蔵尊霊場 第二十番札所
鎌倉二十四地蔵尊霊場 第二十一番札所
古都鎌倉十三仏霊場 第十二番札所
弘法大師相模二十一ヶ所霊場 第十四番
東国花の寺百ヶ寺 鎌倉一番札所
拝観時間
9:00~16:30
■拝観料
無料
転法輪殿(宝物館)
■公開期間
春季 4月25日~5月25日
秋季 10月25日~11月25日
期間中の火・木・土・日曜日
※雨天中止
■拝観時間
10:00~16:00
■拝観料
300円

【今回の旅のルート】

『東慶寺』『建長寺』『浄智寺』『円覚寺』⇒狸穴cafeでランチ⇒『長谷寺』『極楽寺』『成就院』『来迎寺』⇒『鎌倉国宝館』⇒と廻りました。
1人旅だったのでかなりストイックなコースになっています。
欲張りすぎてへとへとに。。。

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017
2017年9月30日 by gogogosyuinnagither

コメントを残す