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御朱印
京都の六角堂でいただける御朱印は4種類とHPで紹介されています。
私は西国三十三所の御朱印をくださいとお願いしたので、『六角堂』と書いた御朱印と散華がいただけました。
洛陽三十三三十三観音霊場の御朱印もこの『六角堂』です。右上の札所番号のスタンプが違うようですね。
この他には、聖徳太子御遺跡霊場の御朱印『太子守本尊』と『不動尊』があります。
御朱印料(値段)は1つ300円です。
御朱印をいただいた際に墨がうつらないように挟む紙に六角堂のかわいらしいスタンプが押されていました。
①『六角堂』 西国三十三所 第十八番札所
②御詠歌 西国三十三所 第十八番札所
③『六角堂』 洛陽三十三観音霊場 第一番札所
④『太子守本尊』 聖徳太子霊跡 第二十五番
⑤『不動尊』
頂法寺の歴史
六角堂の名で親しまれている頂法寺は聖徳太子が創建したと伝えられるお寺です。
聖徳太子が京のこの地を通った際、夢枕に護持仏の観音様があらわれて『ここに留まって衆生を救いたい』と告げたそうです。そして太子様はこの地に六角堂を立て護持仏の観音様を安置されたのだそうです。
洛陽三十三観音霊場は、京都の中だけで巡礼できる霊場として平安時代にはじまりました。
この第一番札所がこの六角堂です。いつからか途絶えてしまっていたようですが、2005年より再開したそうです。京都の中だけで満願できるのはとっても廻りやすいですね。
六角堂とご本尊如意輪観音
頂法寺は本堂にあたるお堂が六角形の形をしています。六角堂と呼ばれる所以ですね。
この六角というのは、私たちの心には角があります。その角がとれて丸くなりなさいという教えなのだとか。
六角堂の御詠歌が「わが思う心のうちは六(むつ)の角ただ円(まろ)かれと祈るなりけり」とうたっているのです。
本堂の内部には中央にご本尊秘仏如意輪観世音菩薩、ご本尊の向かって右側には太子二歳像が安置されています。
本堂を拝観する際は、内陣には入れません。ハニカムメッシュの網越しに暗い内陣を覗くスタイルです。
太陽が燦々と照り付ける夏のはじまりに訪れたので、内陣はほとんど何も見えませんでした。
六角堂の正面にある大香炉をささえているのは小さな鬼です。かわいらしいのでチェックしてみてください。
本尊 秘仏如意輪観世音菩薩
六本の腕と片膝を立て足の裏を合わせて坐したお姿です。立てた膝に近い手でもっている宝珠はあらゆる願いを叶えるといいます。人差し指の上にのせている法輪は煩悩を打ち砕くそうです。なにかあったらすぐに立ち上がれるよう、このような形で座しているのだそうです。
特に長寿、安産、魔除にご利益があるとされています。
この如意輪観世音菩薩は聖徳太子の護持仏と伝えられています。ご本尊は秘仏です。御開帳の周期は決まっていないそうなのでいつ見られるかはわかりません。
秘仏のご本尊は手のひらに載るほど小さいのだそうです。
普段はお前立が拝観できます。
西国三十三所 草創1300年記念 特別拝観の行事にてご本尊の如意輪観世音菩薩が御開帳されていました。これを逃してしまった方(私も)、生きているうちにご本尊をこの目に見られる日がくるといいですね。
西国三十三所草創1300年記念は2020年まで続くそうなので、もう一度くらい御開帳してくれないかな。。。
石不動と木造の不動明王
太子堂
平日の昼間は近くのオフィスの人がランチをしていたりと人がおおく、地域の人に愛されているお寺さんなんだなぁと思いました。
アクセスについて
⇒「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分
■阪急京都線
⇒「烏丸」駅21番出口から徒歩5分
京都らしい一方通行の狭くて人通りの多い地区なのでお気を付けください。