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御朱印
豊臣秀吉公誕生の地として知られる名古屋にあるの常泉寺でいただける御朱印は1種類でした。
御朱印料(値段)は300円で書置きのものです。
こちらのお寺は日蓮宗なので御朱印ではなく、御首題をいただきました。
御主題帳でなくても、いつも使っている御朱印帳にいただけました。
常泉寺は尾張國豊国神社のお隣にあります。
【お寺の見どころ紹介】
豊臣秀吉公誕生の地として知られる常泉寺は、慶長年間(1595~1615年)に秀吉公が加藤清正に命じ、円住院日誦上人を開祖として創建したお寺と伝えられています。
常泉寺はあまり広くないお寺なので、見どころとしては本堂・豊太閤産湯の井戸・御手植えの柊の3スポットです。
本堂
本堂の扉は閉まっており、お堂の外から拝観します。ご本尊は大曼荼羅です。お堂の外から見る限りではその大曼荼羅は確認できませんでした。
豊太閤産湯の井戸
境内の脇に井戸があります。この井戸は秀吉公が生まれた際に産湯として使われたと伝わっています。
その当時、この井戸は他に類をみないほどに澄んだ水が豊かに湧き出ていたそうです。このことから山号を「太閤山」とし、お寺の名を「常泉寺」としたと縁起書にも記されてるそうです。
ですが、昭和40年代に市の発展に伴う地下水の変動によって、この泉が枯れてしまったのだそうです。多くの人が清水が湧き出る元の姿を取り戻したいと願い、平成に変わるときに再現を試みました。そして、その甲斐あって清泉はよみがえったのだそうです。
一度は枯れてしまったものの、現在も豊太閤産湯の井戸には秀吉公の時代からの清水が湧き出ています。
御手植えの柊(ヒイラギ)
境内の一角に秀吉公が植えたと伝えられる柊が大きく枝葉を広げています。秀吉は1590年、小田原城攻め凱陣(戦いに勝って軍隊を引き揚げ、自分の陣営に帰ること。)の際、にこの地に立ち寄り一宿しました。
このとき、寺を建立したいと思っていたあたりを見ると、11歳のときに秀吉が植えた柊が生い茂っています。柊は鬼神も恐れる吉祥(幸福・繁栄)の樹とされていました。秀吉は自らその柊に竹を立添えたそうです。
それ以来、幹が衰えても下枝が育ちを繰り返して現在のたくさんの枝葉が生い茂る姿に至るそうです。
九識霊断法
と寺の紹介にあります。日蓮宗にそのような秘法が伝わるとは初めて耳にしました。お寺や宗派も本当に知れば知るほど面白いです。
お寺の人生相談で有名なのは、比叡山延暦寺元三大師堂のおみくじでしょうか人生の岐路に立った際は仏様のお声をきいてみると道が開けたり、厄災を避けて通れたりするみたいです。
アクセスについて
お寺の駐車場は「境内の中にあるので車で乗り入れて下さい。」とパンフレットに記載されています。
が、この境内に車で入るのは結構ハードル高いです。
近隣にコインパーキングはありますがあずが少ないので車で行くことはあまりお勧めしません。
【公共交通機関でのアクセス】
■名古屋市営地下鉄東山線
⇒『中村公園駅』より徒歩10分
隣に、豊臣秀吉公を祀る尾張國豊国神社と加藤清正公誕生の地妙行寺がありますので、3か所一緒に廻るのがおすすめです。