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御朱印
蛸薬師の名で親しまれている新京極にある永福寺さんではご本尊の『蛸薬師如来』の御朱印をいただきました。
丸みのある字は蛸の丸みを感じさせます。
その他に、『京極七福神』と『鯉地蔵尊』と『京極観世音』の4種類の御朱印があるようです。
御朱印料(値段)は1つ300円です。
①『蛸薬師如来』 京都十二薬師霊場 第十二番札所
②『京極七福神』
③『鯉地蔵尊』
④『京極観世音』
『京極観世音』の朱印は3躯の千手観音の印が押されていてとっても素敵です。
事前に調べていれば・・・いただきたかった!!!
8年に一度ご本尊の薬師如来が御開帳される際には紺地に金字の『蛸薬師如来』の限定御朱印がいただけるそうです。
昨年2016年10/8~10/10の期間に御開帳されていたようなので次回は2024年の御開帳です。
毎年9月23日の秋彼岸会にも限定の御朱印がいただけるようです。
お寺の行事の際に限定で特別な色紙の御朱印がいただけるようですね。
浄瑠璃山
永福寺
蛸薬師
【蛸薬師の見どころ紹介】
蛸薬師如来の歴史
その昔、親孝行な善光(ぜんこう)という若い僧侶がこのお寺にいたのだそうです。
善光の母は重い病に伏しており、幼いころから好物だった蛸を食べたら病が治るかもしれないと善光にいったそうです。
善光は母の願いを聞いてあげたいのですが、僧侶の身で生魚は買いに行けません。思い悩んだ末に僧の禁を破って市場を買いました。
しかし、不審に思った町の人々に市場で買ったものを見せるように咎められました。善光は一心に「南無薬師瑠璃光如来(薬師如来様、この難をお救い下さい)」と祈ると、善光の手の中で蛸は光を放って八足は八軸の経巻に変化しました。そして不思議なことにその威光に照らされた母の思い病もたちまち癒えて元気になったそうです。
それ以来『蛸薬師さん』と親しみを込めて呼ばれるようになったそうです。
病気平癒の御利益があるとされ老若男女から信仰をあつめているそうです。
ご本尊 秘仏薬師如来御開帳
ご本尊は石仏の薬師如来像です。
8年に一度御開帳されます。
前回の御開帳は平成28年(2016年)10月8日~10日までだったようです。
8年に一度ということなので、次回の御開帳は2024年ということになります。
御開帳の期間はその都度違うようなので、また2024年になったら忘れずにチェックしないといけません。
御開帳時、本堂の外側からは拝観可能なようですが、遠くて小さくて暗くてよくわからないようです。
本堂内陣にてお薬師様を拝むには特別祈祷をする必要があるようです。
(特別祈祷は5千円、1万円、3万円との情報があります。)
撫で薬師
本堂の右手に「撫で薬師(御賓頭盧蛸)」があります。大きく『なで薬師』と書かれていて、撫でられ過ぎてツルッツルのピッカピカになった木造の蛸がおわします。この蛸を撫でた手で自分の病気の治したい部分を撫でることでご利益をいただきます。
本堂の正面上の方には美しい孔雀の彫刻がありました。蛸ではないのですね。。。
北亀山 西光寺
寅薬師
【寅薬師の見どころ紹介】
蛸薬師如来の歴史
ご本尊の寅薬師は弘法大師の作と伝えられるそうで、完成が寅の日寅の刻であったことから『寅薬師』と呼ばれるようになったそうです。
宮中にあって歴代天皇の崇敬が深かったが、弘安三年開山伝慶法印の時に下賜されました。とありますので、とっても古い時代のお薬師さんですね。
西光寺さんは入り口を入ってさらに奥へ奥へと歩きます。するとこんな案内板があります。
『寅薬師様への参詣について 本堂脇腹にお祀りそていますので、堂内にてお参りください。(呼び鈴を押しておしらせください)御朱印もお受けします。』
・・・。一人で仕事の合間にササッとお参りでしたので、この呼び鈴を押す勇気がなく。私は御朱印をいただかず、お堂も拝観せずに帰ってきてしまいました。
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アクセスについて
蛸薬師さん寅薬師さんともに、新京極商店街という平日でもとてもにぎわっている場所にあるため、駐車場はありません。
公共交通機関で行くことをお勧めします。
■京都市営地下鉄
⇒「京都市役所前」駅下車、徒歩約15分
■阪急京都線
⇒「河原町」駅下車、徒歩約5分
■京阪電車
⇒「三条」あるいは「祇園四条」駅下車、徒歩約10分
■市バス
⇒「河原町四条」あるいは「河原町三条」停留場下車、徒歩約5分