御朱印
萬福寺さんでいただける御朱印は5種類です。
御朱印料(値段)は1つ300円です。
一番初めの画像の『魚梆』(かいぱん)の御朱印は最近追加されたもののようです。
詳しくはわかりませんが、フォロワー様からのコメントで「私がいた時にはありませんでした」とありました。
こちらのお寺は京都の中心エリアから離れているのでGWでもまったく静かでした。
御朱印のいただける場所は斎堂の魚梆の奥のあたりです。
5種類すべてここでいただけます。
萬福寺参拝のあと車で5分ほどの場所にある三室戸寺に行きたかったのですが、
お寺の駐車場に着いたのが三室戸寺拝観受付終了5分前で、寺務の方に目の前で駐車場のゲートを封鎖されてしまい。。。三室戸寺には行けませんでした。
閉門時間まであと30分あったのですが、三室戸寺はお寺が広すぎて30分では見られないということでしょう。残念。
万福寺・三室戸寺ともに宇治東ICに比較的近いので車でアクセスしやすいです。駐車場もたっぷりあります。
黄檗山 萬福寺
都七福神めぐり 布袋尊
【お寺の見どころの紹介】
七堂伽藍
左右対称に配された大伽藍。とても広くて一つ一つをじっくり見て廻るには1時間では足りません。
三門に拝観受付があり、そちらでイヤホンガイドが借りられます。
美術館などで借りられるものによく似ています。イヤフォンガイドを借りなくても拝観順路が丁寧に①②③・・・と貼ってあるのでとても親切でわかりやすいです。
天王堂
布袋尊
都七福神めぐりで有名な『布袋尊』がおわします。黄金のでっぷりとしたからだと謎のスマイルがとっても怖いと思いました。
韋駄天
禅宗のお寺では玄関口にだいたいいらっしゃる足の早いお方。
布袋さんと背中合わせの位置におわします。甲冑の細かな柄や色彩、少し斜めに身構えたポーズとっても素敵です。韋駄天様はだいたいどこの韋駄天様もイケメン的なポジションですね。
四天王
天王堂の四隅には大きな四天王様がおわします。間近で拝観できるので楽しいのですが、こちらの四天王様達はなんだか体のバランスがおかしいです。
腰から下がゴツイというか、お顔は小さいのになんだかスタイルがよくないです。。。ぜひ皆様の目で確かめていただきたいです。
大雄宝殿
こちらのお堂は一般的なお寺の本堂にあたるお堂です。中国式なのでこのような名前なのでしょうか?
本尊の釈迦三尊と周りにずらりと羅漢がおわします。こちらの釈迦三尊の脇侍は阿難と迦葉です。とっても珍しいですね。ですがぱっと見は一般的な釈迦三尊に見えます。ずらりとわす羅漢様は相変わらず怖いですが、一番左端におられたお像は髭が本物の毛が植わっていて、それわそれわそれわ怖かったです。お堂の中に入って近くで拝観できます。
お堂の前には中国式の香炉があり、中華街などでもああるような大きなサイズのお香を立てることができます。お寺アトラクションとしてはワクワク度高めです。
魚梆(かいぱん)
斎堂前にある魚板で木魚の原型となったものだそうです。時を報ずるものとして今も使われています。現在使われている魚梆はたしか3代目だったかな?
初代魚梆は文華殿で見られます。たたかれすぎてものすごく窪んでました。
この魚梆の小さいレプリカが三門入ってすぐのところにあり、実際にたたくことができます。
私としては魚梆のそのヴィジュアルがとってもかわいくて大好きです。
そんな魚梆ファンが多いことを知ってか知らずか・・・お寺のお土産コーナーに魚梆グッズがとても充実していました。魚梆ファンほいほいです。
もちろん魚梆グッズ購入しました。
普茶料理
(ふちゃりょうり)
萬福寺さんでは精進料理がいただけることも有名です。要予約で3日前の午前中までに予約をしないと仕込みができないそうです。それだけ手の込んだお料理なのですね。
少しお値段がはるので、もう少し余裕が出てきたらぜひとも食してみたいです。
他にも禅の体験もできたりと、こちらのお寺だけで何時間も楽しめます。拝観順路を辿るだけでも所要時間は1時間半以上は見ておいた方がよいと思います。
京都中心エリアからは離れていますがこの萬福寺のためだけに1日使うのもアリかもしれません。
余談
この旅の後、萬福寺を開創された隠元禅師のことを思ってインゲン豆を食しました。
黄檗山 萬福寺
宇治市五ケ庄三番割34
拝観受付時間 9:00~16:30
【今回の旅のルート】
『法金剛院』⇒『仁和寺』⇒『神護寺』⇒『錦天満宮』⇒『青蓮院門跡』⇒京都泊⇒『毘沙門堂門跡』⇒『東福寺塔頭同聚院』⇒『東福寺』⇒『東福寺塔頭毘沙門堂勝林寺』⇒『萬福寺』のコースです。(マイカーで廻っています)