*もくじをタップするとジャンプします。
御朱印
愛知県津島市にある津島神社でいただいた御朱印は1種類です。
神職の方は祈祷中とのことで、若い巫女さんが対応してくださったので墨書きはありません。
神職の方が対応できるときは墨書き入りのものになるそうです。
御朱印料(値段)は300円です。
右上に津島天王祭のまきわら船(山車の乗った船)の印が押されています。
津島神社のいわれ
津島神社は、創建時の社名は「津島社」でした。
平安時代に神仏習合の影響により、ご祭神を「牛頭天王」に改めたことにより江戸時代までは「津島牛頭天王社」となりました。
明治時代の神仏分離により「津島神社」に改められましたが、現在も全国約3,000社の天王社の総本社です。
「織田信長」「豊臣秀吉」や尾張徳川家は特に厚く信仰され、社領の寄進や社殿の造営等をなされたそうです。
御祭神は『建速須佐之男命』(たけはやすさのおのみこと)
ご利益
津島神社は建速須佐之男命が御祭神なので
「疫病・厄難災除け」のご利益がいただけます。
疫病・厄難災除けのご利益にまつわる神話が、「備後風土記(蘇民将来逸話)」に記されています。
昔、北の海に居られた武塔神(むとうのかみ)が、南の海に妻を探しに出かけました。
日が暮くれてしまったので宿を探していたとき、その地に蘇民将来(そみんしょうらい)・巨丹将来(こたんしょうらい)という二人が住んでいました。
弟の巨丹将来は裕福であったが、武塔神の頼みを断りました。
兄の蘇民将来は貧しかったのですが、武塔神を泊めて持て成しました。
後に武塔神は八柱の子を連れて、蘇民将来に恩返しをしようと還ってきました。
蘇民将来と女子二人に「茅の輪を以て腰の上に著けしめよと」教え、その夜三人を残し全ての悪疫を退治しました。
残った蘇民将来らに「自分は速須佐能雄能神である、後の世に疫気あらば、『汝蘇民将来の子孫』と云って、茅の輪を腰の上に著けなさい。
そうすれば家人は厄疫から免れることができる。」と言い残したそうです。
この逸話により「疫病・厄難災除け」の神として古くから信仰されてきたのだそうです。
おみくじ、八岐大蛇が欲しかったのにクシナダヒメがでた。
もはやおみくじではなくガチャガチャ感覚!
津島天王祭
毎年、7月の第4土曜日とその翌日の日曜日に津島天王祭が行われます。
津島天王祭は日本三大川まつりのひとつに数えられるお祭りです。
津島神社の祭礼として室町時代から続いているといわれ、織田信長や豊臣秀吉などの名将にも愛されたといわれているのだとか。
全国の数ある夏まつりの中でも最も華麗なお祭りの一つと言われているそうです。
宵祭は、500個余りの提灯をまとった津島五車のまきわら船が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡ります。
揺らめく提灯が川面に映る光景は、とても美しいです。
2016年(平成28年)12月1日に、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産に登録されました。
【津島市公式】ユネスコ無形文化遺産「尾張津島天王祭」プロモーションビデオがとっても素敵です。
⇒YouTubeで「尾張津島天王祭」プロモーションビデオを見る
アクセスについて
公共交通機関でも自家用車でもアクセスしやすいです。
電車ですと最寄り駅から徒歩約15分なので、少し遠いですね。
■自家用車の場合
駐車場は駐車場は30台程で無料です。
藤まつりや天王祭などのお祭りのとき以外は、駐車できると思います。
■公共交通機関の場合
名鉄津島線『津島駅』より徒歩約15分
津島神社のすぐお隣に、アートな御朱印、かわいい御朱印で話題になっている『宝寿院』がありますので、一緒に参拝するのをお勧めします。