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御朱印
鎌倉にある東慶寺でいただいた御朱印は『本尊 釈迦如来』です。
この他に『聖観音菩薩』『水月観音菩薩』の3種類がいただけるようです。
御朱印料(値段)は1つ300円です。
中央の菱形の朱印のデザインがラピュタの城の壁みたいで好きです。
①『本尊 釈迦如来』
②『水月観音菩薩』
③『聖観音菩薩』 鎌倉三十三観音霊場 第三十二番札所
④『聖観音菩薩』 円覚寺百観音霊場 第七番札所
⑤『聖観世音菩薩』 東国花の寺百ヶ寺 鎌倉十番
東慶寺の歴史
東慶寺は、鎌倉時代(弘安8年(1285))に北条時宗の夫人である覚山志道尼が開いたお寺です。
鎌倉時代の開山から明治に至るまで本山を持たない独立した尼寺でした。
東慶寺が開かれた鎌倉時代は、女性の側から離婚できなかった時代ですが、
この寺に駆け込めば離縁できることを定めた縁切り寺法があり、開山から明治時代に廃止されるまでの600年間続いたと伝えられています。
江戸時代には幕府公認の縁切寺として知られていました。
女人の駆け込み寺として、女人救済の寺として明治に至るまで続いた尼寺です。
現在は臨済宗円覚寺派の男僧寺です。
水月観音菩薩半跏像
私はこの美しい観音様にお目にかかりたいと思い、一人で鎌倉まで行きました。
水月観音菩薩半跏像(すいげつかんのんぼさつはんかぞう)は、岩にもたれてくつろいだ姿勢をしている観音様のお像です。
鎌倉時代の作で、木造、目には玉眼(水晶)の入った像高34cmの小さな仏像です。
この水月観音という観音様は京都や奈良などにはなく、鎌倉周辺でしか見られない独特の彫刻です。
もたれかかった岩座に流れるようなしなやかな衣がとっても女性的です。
宝冠から下がった飾りも独特です。法隆寺の橘婦人稔侍仏の蓮華座の茎を思い出しました。
水月観音菩薩半跏像の拝観について
水月観音は水月堂に安置されており、非公開となっています。
拝観には事前予約が必要です(特別拝観料300円)。
拝観の予約については東慶寺のオフィシャルHPを確認してください。
⇒慶寺ホームページ・水月観音菩薩の特別拝観について
私は、東慶寺仏像展開催中に行ったので、水月堂ではなく松岡宝蔵(宝物館)にて拝観しました。
松岡宝蔵(宝物館)では毎年春に「東慶寺仏像展」を開催しているようです。
開催時期は年によって違いますが、2月~3月あたりです。
東慶寺に行かれる際は「東慶寺仏像展」の情報もご確認ください。
本堂とご本尊
東慶寺の小さな山門を抜けるとお庭が広がっていて、
お庭の中に点々と小さなお堂があります。
本堂は、山門を入って少し進んだところの右手にある小さなお堂です。
帰ってパンフレットを見返して「あれが本堂だったのか・・・」と気づきました。
見逃がさないでください!
本堂「泰平殿」は、佐藤禅忠師が紺紙に金泥で観音を揮毫(筆で書く)して、 昭和10(1935)年に建立したものです。
美しい宝形造(ほうぎょうづくり)の屋根(屋根の面が全て正三角形)が特徴です。
内陣には、ご本尊の釈迦如来坐像が祀られています。
寄木造り、玉眼(水晶)入りで、像高91.0cmの小さめのお像です。
脇侍(両サイド)に文殊菩薩・普賢菩薩がりましたが、大正12年の震災で消滅してしまったのだそうです。
東慶寺周辺のランチ
東慶寺の最寄り駅である北鎌倉駅周辺はお洒落なランチスポットがたくさんあったので紹介したいと思います。
ちなみに私は「 狸穴 Cafe(マミアナ カフェ)」でお一人様ランチを楽しみました。
こってりビーフシチューがおいしかったです。
■「狸穴Cafe」
⇒「 狸穴 Cafe(マミアナ カフェ)」を紹介しているページ
⇒「 狸穴 Cafe(マミアナ カフェ)」食べログ
■「タケル クインディチ」
通りすがった時にはすでに予約で満席の札が
すごくおいしそうなイタリアン!
⇒「タケル クインディチ」Facebookページ
⇒「タケル クインディチ」食べログ
■「菜根や」
お野菜の天ぷら、和食ランチがいただけるみたい
⇒「菜根や」Facebookページ
⇒「菜根や」食べログ
■「りせっとかふぇ 北鎌倉店」
薬膳料理のお店のようですが、看板は海鮮丼かドーンでした。
⇒「りせっとかふぇ 北鎌倉店」食べログ
アクセスについて
■公共交通機関でのアクセス
JR横須賀線
⇒「北鎌倉」駅下車、南へ徒歩4分
■自家用車でのアクセス
東慶寺に駐車場はありません。近隣のパーキングをご利用下さいとのこと。
■霊場
鎌倉三十三観音霊場 第三十二番札所
円覚寺百観音霊場 第七番札所
東国花の寺百ヶ寺 鎌倉十番
■拝観時間
通常 8:30~16:30
冬季(10~3月) 8:30~16:00
■拝観料
大人200円 / 小・中学生100円
僕も一度だけ水月観音を拝観させていただいたことがあります、素晴らしかったなぁ…
北鎌倉は一時期毎週のように通っていたのでとても懐かしくブログを読ませていただきました
ありがとうございます
水月
水面に映る月、お釈迦様のこころの象徴ですね
その水月観音様は少し頭を傾げてその水面を眺めていらっしゃるお姿をされていると伺いました
また、
そのお顔は左右非対称で男性の顔と女性の顔になっているとも伺いました、ほ〜✨と思い少し近寄ってき拝観させていただいたのを覚えています
僕は水月堂で拝観したのですが、観音様のお祀りされている場所の上には「水月」と書かれた額がありました
水月堂で拝観される場合は、この鈴木大拙先生の書も見所のひとつだと思います
ちなみに、
御朱印はもう一種、聖観世音菩薩の墨字は同じですが印違いの
大本山円覚寺百観音霊場第七番札所の御朱印も書いていただけますね