智積院の御朱印とお庭の見どころ

もくじ
  1. 御朱印
  2. オリジナル御朱印帳
  3. 智積院の歴史
  4. 名勝庭園
  5. 国宝障壁画
  6. 金堂
  7. 広い境内
  8. アクセスについて
*もくじをタップするとジャンプします。

御朱印

智積院(ちしゃくいん)でいただいた御朱印は1種類でした。
御朱印料(値段)は300円です。

こちらのお寺は近畿三十六不動尊霊場・京都十三仏霊場・神仏霊場巡礼の道の札所なので、それぞれの御朱印がいただけるかと思います。
拝観受付で御朱印がいただけます。私は特に指定せずに御朱印をお願いしたのでご本尊の『大日如来』の一種類でした。

①『大日如来』
②『不動明王』 京都十三佛霊場 第一番札所
③『智●不動』 近畿三十六不動尊霊場 第二十番
④御詠歌 近畿三十六不動尊霊場 第二十番

智積院の御朱印 『大日如来』

オリジナル御朱印帳

2017年8月30日より智積院オリジナル御朱印帳の販売が開始されました。

図柄は国宝 長谷川等伯 障壁画 『楓図』が全面にあしらわれたとっても素敵なデザインです。

御朱印帳料(値段)は1800円です。(御朱印料は含みません)

オリジナル御朱印帳については智積院のオフィシャルHPにて紹介されています。

智積院オフィシャルHPにてオリジナル御朱印帳のデザインを確認する。
『智積院オリジナル御朱印帳発売開始のお知らせ』

智積院 総門(ここからは入れません)

智積院の歴史

京都の東山にある智積院は真言宗智山派の総本山のお寺です。
山号を五百佛山(いおぶさん)、寺号を根来寺(ねごろじ)というそうです。

根来寺・・・?
智積院の歴史は複雑なのだそうで、その複雑な部分に根来寺と智積院の関係がありそうです。

智積院の歴史は複雑で、紀州(現在の和歌山)にあった大伝法院(根来寺)と、豊臣秀吉が、3歳で死去した大変可愛がっていた息子鶴松を弔う為に建てた祥雲寺という2つの寺が関係しているのだとか。

智積院は、もとは紀州の大伝法院(根来寺)の塔頭でした。

大伝法院(根来寺)は1585年に豊臣秀吉による根来攻めに遭い大伽藍のほとんどを焼失しました。
その時、智積院の就職であった玄宥僧正は、根来攻めの始まる前に弟子たちを引きつれて寺を出て、高野山に逃れました

高野山に逃れたものの、なかなか智積院の復興ができないまま十数年が経ちました。

関ヶ原の戦いで徳川家康方が勝利した翌年の慶長6年(1601年)、
当時、京都に逃れていた智積院の住職玄宥僧正に、家康から東山の豊國神社(豊臣秀吉が死後「豊国大明神」として祀られた神社)の付属寺院を与えられ、智積院はようやく復興しました。

さらにその14年後には豊臣氏が滅び、隣接地にあった豊臣家ゆかりの禅寺・祥雲寺の寺地を与えられて現在の大規模な寺院となりました。
山号を現在も根来に名を残す山「五百佛山」、復興後の智積院の寺号を「根来寺」としたのだそうです。

 

名勝庭園

講堂を拝観すると美しいお庭が見られます。『利休好みの庭』と伝えられるお庭です。
この日は風が気持ちよくふいていました。
平日の拝観受付時間ギリギリに入ったので、ほとんと人がいなくこの素敵な空間を貸し切りで楽しめました。お庭でゆっくりしたい方におすすめです。

6月中旬には紫陽花が見ごろをむかえ、とってもきれいに咲きカラフルで美しいです。
インスタに素敵な写真がいっぱい上がっています!

智積院 名勝庭園
智積院 名勝庭園
智積院 講堂のそよ風
智積院 講堂

国宝障壁画

収蔵庫には長谷川等伯の『楓図』『桜図』『松と葵の図』『松に秋草図』などがあります。
収蔵庫も貸し切り状態でゆっくりと見学できました。壁画や襖絵には疎いのであまり詳しくは覚えていません。ただ、とってもキレイな金色の大きな大きな絵を見たという記憶のみが残っています。

このとっても美しい障壁画が
智積院のオリジナル御朱印帳となりました!(2017年8月30日発売)

金堂

ご本尊の大日如来が安置されています。
お堂の入り口まで行ってお参りができるのですが、私が行った時間は午後のお勤めが始まっていたので外から見るだけにしました。
この金堂は弘法大師のご生誕千二百年の記念事業として昭和50年に建設されたとのことで、とっても新しかったです。ご本尊もぴかぴかの新しい雰囲気のものでした。

智積院 金堂

広い境内

智積院の境内は広いので、拝観受付ギリギリに入ったので拝観できていないお堂もあるかもしれません。
講堂のお庭を見たり、国宝障壁画を見るのたくさんの時間を費やしてしまいました。
境内にはきれいに木が植わっていて、そのところどころに仏足跡のようなちょっとしたお釈迦ポイントがありました。

智積院 仏足跡
智積院 猪の目 読んで字のごとくイノシシの目をモチーフにしたハート型の魔除け

アクセスについて

智積院の所要時間は1時間程度です。
三十三間堂から近いので、私は歩いて行きました。

【公共交通機関でのアクセス】
■『京都駅』より京都バス 100・206・208系統
⇒『東山七条』下車、智積院目の前です
■京都バス 100・202・206・207・208系統
⇒『東山七条』下車、智積院目の前です
■阪急電鉄
⇒『七条』下車、徒歩約10分

【駐車場】
駐車場があります。
収容台数 30台
駐車料金 宿泊・参拝の方は無料
※参拝客以外は利用不可

真言宗智山派 総本山智積院
京都市東山区東大路通り七条下る東瓦町964番地
■霊場
近畿三十六不動尊霊場 第二十番
京都十三仏霊場 第一番
神仏霊場巡礼の道 京都四十番
【収蔵庫・名勝庭園(講堂)】
■拝観受付時間
9:00~16:00
■拝観料
一般 500円
収蔵庫・名勝庭園(講堂)拝観以外の境内地はいつでも参拝できます。

【今回の旅のルート】

私の廻ったコースは『三十三間堂』『豊国神社』『智績院』⇒『京都国立博物館』です。

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2017年6月20日 by gogogosyuinnagither

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