勝林院の御朱印や仏像や見どころ

もくじ
  1. 勝林院の御朱印
  2. 勝林院の歴史
  3. 勝林院の見どころ
  4. 勝林院の紅葉
  5. アクセスについて
*もくじをタップするとジャンプします。

勝林院の御朱印

勝林院では1種類の御朱印と御詠歌がいただけるようです。
御朱印料(値段)は1つ300円です。
御朱印帳を預けて拝観をし、帰る際に御朱印帳を受け取ります。

わたしは勝林院では御朱印をいただきませんでした。

①『大原問答』 法然上人二十五霊場 第二十一番札所
②御詠歌 法然上人二十五霊場 第二十一番札所

勝林院の歴史

勝林院は京都の大原にあるお寺で、正式名称は魚山大原寺勝林院(ぎょざんだいげんじしょうりんいん)といいます。

勝林院本堂は、平安時代(1013年)円仁(声明を広めた僧)より数えて9代目の寂源により、声明(しょうみょう・お経に節を付けて歌う様に唱えるお経念仏三昧の根本道場として建てられました。

聖応太師良忍が平安時代(1109年)に来迎院を再興すると、勝林院を本堂とする下院と来迎院を本堂とする上院が成立し、この両院と付近一帯は「魚山大原寺」と呼ばれるようになりましたた。
以来、平安時代末期より大原で伝承されてきた声明は「天台声明」や「魚山声明」と呼ばれています。

平安時代末期(1186年)には、浄土宗の開祖である法然上人と天台宗の僧侶達が問答を行ったことから別名『問答寺』とも呼ばれています。

創建以来、本堂は数多くの火災や洪水によって損壊しましたが、そのたびに修復されました。

江戸時代のはじめ、徳川家光の代に春日局の願によりお江の方、崇源院の菩提を弔うために再建されたという事が伝わっていますが、1736年の正月の火災により焼失してしまいました。

現在のお堂は1778年に再建されたものです。
屋根は椹板(さわらいた)で葺いた「柿葺き(こけらぶき)」、柱、梁など軸組、床板などすべてが欅造り(けやきづくり)となっています。

大原 勝林院

勝林院の見どころ

境内のメインの拝観場所は本堂です。
境内には小さな祠のようなもがいくつかあり、観音堂や弁天堂となっています。その他に、鐘楼や塔などがあります。

勝林院の拝観受付へ向かう際に小さな橋を渡ります。この橋より向こう側が極楽浄土なのだそうです。つまり、橋のかかっている川は三途の川です。

本堂は内部に入って拝観ができます。
本堂内部は声明が良く響くように天井が高くなっています。
そして、うれしいことに押すと声明が流れてくるボタンがあり、お堂の中で声明をきくことができます。

お堂の中央には大きな阿弥陀如来坐像が安置されています。
創建当初のご本尊は、康尚の作だったと伝わりますが、度重なる火災や水害によって損傷し、そのたびに修理されています。
現在のご本尊は江戸時代に修理されたもので、1737年に開眼法要が行われました。現在のご本尊は頭部のみ古い時代のものなのだとか。

大原問答が行われた際、光を放って法然の正しさを証明したという逸話から『証拠の阿弥陀』という別名が付いているそうです。

阿弥陀如来坐像の印象は、こんなにも釣り目の阿弥陀様が他にあったかな?と思うほどに眼尻、眉尻がスッと上にあがっています。耳たぶも特徴的なカーブをしています。

ご本尊の両脇には、向かって左に毘沙門天像、右に不動明王像が安置されています。
その他、十一面観音菩薩像・普賢菩薩象・法然上人像が安置されています。

 

大原 勝林院 本堂
大原 勝林院 彫刻

勝林院の紅葉

勝林院や三千院のある京都の大原は、「「日本の紅葉の名所100選」」に選ばれている紅葉の名所です。
紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬です。

大原 勝林院 蓮の葉

アクセスについて

三千院から勝林院は徒歩3分(170m)のところにあります。
その他、近くに宝泉院や実光院があります。
来迎院は三千院を挟んで反対エリアにあります。

三千院から勝林院までのルート

 

【公共交通機関でのアクセス】

■JR京都駅からバス
⇒C3乗り場 17系統「大原行き」に乗り「大原」下車、徒歩約15分

【駐車場】

勝林院には駐車場はありません。近隣の民間駐車場(有料)を利用することになります。

「大原」バス停付近にいくつか駐車場がありますので、カーナビは「大原」バス停にセットすると三千院までのルートがわかりやすいです。

私は、カーナビが案内するままに行ったら裏通りの郵便局方面に行ってしまい、表参道ではないルートから三千院へ向かうことになりました。

■「大原女駐車場」 バス停に近いので参道がわかりやすい
住所:京都市左京区大原来迎院町64−1⇒GoogleMAPで開く
料金:1日500円
収容台数:30台

■「三千院道駐車場」 裏通りなので参道はわかりにくいが人の流れでたどり着けます
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町218⇒GoogleMAPで開く
料金:1日500円
収容台数:70台

魚山大原寺勝林院
京都市左京区大原勝林院町187
■霊場
法然上人二十五霊場 第二十一番札所
拝観時間
9:00~17:00
■拝観料
大人 300円

【今回の旅のルート】

『三千院』⇒ランチ「芹生」⇒『来迎院』『実光院』『勝林院』『寂光院』⇒大原温泉泊⇒『鞍馬寺』⇒『貴船神社』⇒ランチ川床料理「べにや」(マイカーで廻っています)

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2017年11月18日 by gogogosyuinnagither

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